Batushka(バトゥシュカ)


2015年の冬、突如としてブラックメタル界に現れた3人組のブラックメタルバンド。

当初はロシア出身という噂もあったものの、現在はポーランド出身ということが判明している。また、名の知れたバンドのメンバーで構成されているといわれているが、正直そのバンドは本国ポーランドでもそこまで名が知れているわけでは・・・いや、とにかくベテランバンドの一員からなるバンドであることは確かだ。念のために言っておくが、中の人は昨今人気上昇中のMgłaではない。

バンド名のBatushkaはロシア語で”父”(お父さんではなく宗教的な意味の父)を意味し、発音は「バトゥシュカ」が一番現地読みに近いかもしれない。(正直わたしも発音に関しては自信が無い)彼らは、神父のようなコスチュームを身にまとい、聖歌を感じさせるような神聖なコーラスを多用しているせいか、「クリスチャン・ブラックメタル」とジャンル分けされることもある。しかし、単に宗教や東方教会からインスピレーションを受けているだけで、特にクリスチャン・ブラックメタルではないようだ。

何はともあれ、正体不明という時点で掴みバッチリなバンドだが、話題になっているのは何よりも彼らの音楽性。デスメタル要素も強めなので、ブラック好きのみならずデス好きでもイケるはず。薄気味悪くも神聖な雰囲気を漂わせつつ、颯爽と爆走する突き抜けたメロディが斬新である。ブラックメタルらしい地下臭さもありつつ、ドゥームメタルらしいどんよりした暗さもあり、それでいて演奏している音はかなりとっつきやすいので、エクストリームなメタルの初心者も安心して聴けるはず。

Batushkaは2015年にポッと登場したばかりだが、顔の広いベテランバンドのメンバーが携わっているせいか、彼らの所属レーベルWitching Hour Productionsがプロモートに力を入れているせいか、物凄い勢いでライブをしている。2016年の8月にはすでに、ドイツで行われたSummer Breeze Open Air (AbbathやSabaton、Arch Enemyなども出演)に参加し、10月にはBehemothと共演し、ポーランド国内ツアーを行った。なんと今年(2017年)の8月にはWacken、Brutal Assaultへも出演。

Batushkaのライブは、ステージに祭壇が用意され、ステージの左端には3人のコーラス隊、そしてメンバーを含む8人全員が不気味なマスクをつけ、フードつきの黒い衣装を着ている。(マスクはストッキングのような薄手の素材でできているらしい・・・どうでもいいが、ドラマーがマスク越しにペットボトルの水を飲んだところをみたという証言あり)堂々とした立ち居振る舞いで観客を魅了するボーカルおよびメンバーは、演奏中もまったく暴れることなく、観客を煽ることもなく、淡々と彼ら独自のBatushkaワールドを見せつけてくれる。わたしがライブに参加した時は、観客も派手に暴れることなくみんなステージに真剣に見入っていた。

その時の様子はこちら。

とにもかくにも、衝撃デビューを果たした彼らの今後の活動も楽しみである。CDとTシャツも仕入れましたので、興味のある方はどうぞ。

Tシャツ→マリア様イコンMonk whiteMary(color)Premudrost white
CD→”Litourgiya

 

SAYUKIお気に入り曲

★Yekteniya 3(Litourgiya/2015)
このアルバムの曲は全曲捨て曲なし&何度聴いても飽きないので、お気に入りを選ぶのが難しい・・・が、あえていうならばこの曲だろうか。冒頭のチリンチリンチリンカチャカチャカチャの部分は、ライブでは観客が一体となって手拍子をとるため、かなり盛り上がる。そして、終始潔く突き抜けた音がたまらなく癖になるんだよなぁ・・・わたし語彙力ないなぁ・・・

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画像引用元:http://www.metal-archives.com/bands/Batushka/3540404077