SOLD OUT【CD】Nokturnal Mortum “До лунарної поезії (To Lunar Poetry)”(Digibook)
SOLD OUT
ウクライナのペイガン・フォーク・ブラックメタルNokturnal Mortumの8thアルバム。
2020年に大幅メンバーチェンジを決行し、なんと初期メンバーとして1994~96年まで在籍していたWortherax(Gt.)、 1996~99年まで在籍していたKarpath(Ba.)を再び迎え入れた。今作は、1996年にリリースされた3rdデモ『Lunar Poetry』を再構築したものである。怪しさが漂い初期衝動が爆発するような96年デモの勢いも素晴らしいが、デモ発売から四半世紀後にリリースされた今作は、経験に裏打ちされたソリッドな演奏力とともに展開され、新たにダルシマーや民族楽器の音色がプラスされた仕上がりに。いや~、旧も新もどちらもそれぞれの魅力がバーストしている!!!
どうでもいい余談ではあるが、ギターのWortheraxに至っては、Nokturnal Mortumの前身バンドSuppurationからバンマスのVarggothと活動しており、1996年にリリースされた『Lunar Poetry』でもギターを演奏している。また、ベーシストとして再加入したKarpathも、これまたノクモの前身バンドCrystaline Darknessのメンバーでもあった。そんな新体制で、2021年の夏にウクライナで開催されたフェスにてライブを行ったのだが、まさに旧知の仲が織りなす、息の合った見事なハーモニーが感涙物!フェスの公式チャンネルがYouTubeにライブ映像をアップしてくれていたのだが、なぜかいつの間にやら削除されてしまって残念の極みである。年齢層がグググッと高くなった新生ノクモ、渋くてカッコよかった。